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商品・在庫管理Product & Inventory

SKUエスケーユー
Stock Keeping Unit。在庫管理の最小単位で、色・サイズ違いまで区別する。同じTシャツでも「黒/M」と「黒/L」は別SKU。
「この商品、SKU単位で在庫切らしてます」
JANコードジャンコード
日本の商品に付与される13桁のバーコード番号。先頭2桁「45」「49」が日本を表す。GTIN-13の日本版で、世界標準のGS1規格に準拠。
GTINジーティン
Global Trade Item Number。JAN・EAN・UPCなど世界の商品識別番号の総称。Amazon・Google Merchant Centerの商品登録で必須項目になることが多い。
ASINエーシン
Amazon Standard Identification Number。Amazon独自の10桁商品ID。同じJANでもASINはカタログごとに異なるため、相乗り出品の際は要注意。
商品マスタしょうひんマスタ
商品情報の大元データベース。価格・画像・説明文・属性を一元管理し、各モールへ配信する基盤。マスタがブレると全モールでブレるため整備が重要。
バリエーションバリエーション
同一商品の色・サイズ違いのこと。モールごとに表現が違い、楽天は「項目選択肢」、Amazonは「バリエーションテーマ」、Yahoo!は「サブコード」。命名のズレが連携事故の原因
在庫引当ざいこひきあて
受注が入った瞬間に在庫を「確保」する処理。引当=予約、出荷=実減算。引当タイミングを誤ると売り越し(在庫マイナス)が発生する。
棚卸たなおろし
帳簿在庫と実在庫を突合する作業。システム上の数字と倉庫の現物が一致しているかを定期確認する。差異は紛失・盗難・入力ミス・二重計上が原因。
フルフィルメントフルフィルメント
受注〜梱包〜発送〜返品対応までの物流業務全体。FBA(Fulfillment by Amazon)のように、倉庫・配送を外部委託するサービスも含む。
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受注・出荷Order & Shipping

受注ステータスじゅちゅうステータス
注文の進行段階を表す状態値。新規→入金待ち→出荷待ち→出荷済み→キャンセルの遷移が一般的。ステータス設計が曖昧だと自動化が組めない。
ピッキングピッキング
倉庫から注文商品を棚出しする作業。シングルピッキング(注文ごと)とトータルピッキング(複数注文まとめて)で効率が大きく変わる。
検品けんぴん
出荷前に商品・数量・宛先を照合する作業。バーコード検品を導入すると誤出荷率が1桁減る。ハンディ端末とCSV連携がセットで語られる領域。
同梱どうこん
同一顧客の複数注文を1つの箱にまとめて発送すること。送料を1件分に圧縮できるが、受注データの結合処理(マージ)が必要になる。
送り状 / 伝票おくりじょう
配送ラベル。ヤマトB2クラウド・佐川e飛伝・日本郵便ゆうプリR などのソフトでCSV入力→一括発行するのが一般的。
追跡番号ついせきばんごう
配送ラベル発行時に発番される番号。モール側に連携することで「発送済み」ステータスに自動遷移し、購入者の不安問い合わせを減らせる。
OMSオーエムエス
Order Management System。受注一元管理システム。ネクストエンジン・GoQSystem・クロスモール などが代表。複数モールの受注をひとつの画面で処理する。
WMSダブリューエムエス
Warehouse Management System。倉庫管理システム。入荷・ロケーション・ピッキング・出荷を管理する。OMSとWMSは役割が違うが混同されやすい。
あとあり / あとなしあとあり・あとなし
ヤマト運輸で使われる社内用語。あとあり=代引き・着払いありあとなし=元払いのこと。CSVの区分値でよく登場する。
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システム連携・APIIntegration & API

APIエーピーアイ
Application Programming Interface。システム同士がデータをやり取りするための「窓口」。楽天RMS API・Amazon SP-API・Shopify API など、モールごとに仕様が異なる。
REST APIレストエーピーアイ
HTTPで GET/POST/PUT/DELETE を使ってデータを操作する方式。EC系APIはほぼREST。URLが資源を表し、メソッドが操作を表すシンプルな設計。
Webhookウェブフック
イベント発生時にサーバーが能動的に通知を飛ばす仕組み。受注が入ったら即ツールへPOST、のように「ポーリング不要」でリアルタイム連携できる。
OAuthオーオース
パスワードを渡さずにAPIアクセスを許可する認可フロー。Shopify・Amazon SP-API はOAuth2.0を採用。店舗オーナーが「許可」ボタンを押すとトークンが発行される。
アクセストークンアクセストークン
APIへの「入場券」的な文字列。有効期限ありで、切れたらリフレッシュトークンで再発行。漏洩=全データ取得可能なので取り扱い厳重。
エンドポイントエンドポイント
APIのアクセス先URL。/orders は受注、/items は商品のように機能ごとに分かれている。仕様書で最初に確認する項目。
バッチ連携バッチれんけい
一定間隔(例: 10分ごと)でまとめて処理する連携方式。cronジョブで定期実行するのが定番。リアルタイム性は落ちるが負荷が読める。
差分同期さぶんどうき
前回取得以降の変更分だけを取りに行く方式。`updated_at` などのタイムスタンプで絞る。全件取得より高速で、レートリミット回避にも効く。
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データ・ファイル形式Data & File

CSVシーエスブイ
Comma-Separated Values。カンマ区切りテキスト。EC業界の共通言語だが、改行・カンマを含む値のエスケープで事故が起きやすい。
TSVティーエスブイ
Tab-Separated Values。タブ区切り。Amazonの商品登録ファイルはTSVが主流。カンマを含む商品説明文でもエスケープ不要で扱いやすい。
Shift_JISシフトジス
Windows日本語環境の旧標準文字コード。楽天RMSのCSVは今もShift_JIS指定。UTF-8で保存すると文字化けする地雷フォーマット。
UTF-8ユーティーエフエイト
世界標準の文字コード。Shopify・Amazon SP-API・最新のWebはほぼUTF-8。Shift_JISとの変換ミスが文字化けの最大要因。
BOMボム
Byte Order Mark。UTF-8ファイルの先頭3バイトに付く目印。ExcelでUTF-8 CSVを正しく開くにはBOM付きが必要だが、システム側では嫌われることも多い。
改行コードかいぎょうコード
Windowsは CRLF、Mac/Linuxは LF。CSVをMacで作って楽天にアップロードすると「フォーマットエラー」になる定番の罠。
JSONジェイソン
JavaScript Object Notation。APIのレスポンス形式の標準。キーと値のペアを入れ子で表現でき、CSVより階層データに強い。
XMLエックスエムエル
タグで囲む階層データ形式。楽天RMS・Google Merchant Feedなど旧来型APIで現役。JSONより冗長だが構造が厳密。
全角/半角ぜんかく・はんかく
全角は日本語幅、半角はASCII幅。商品コード・電話番号は半角、商品名は全角混在可など、モールごとに仕様が違う。自動変換の処理を入れておくと安全。
ダブルクォートエスケープダブルクォートエスケープ
CSVで値にカンマや改行が含まれる場合、値全体を `"` で囲み、`"` 自体は `""` に置換するルール。これを守らないと列ズレで全レコード崩壊する。
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モール・プラットフォームMarketplace & Platform

楽天RMSらくてんアールエムエス
楽天市場の店舗管理ツール。R-Backoffice(受注)・R-Cabinet(画像)・RMS WEB SERVICE(API) など複数の子機能で構成。設計が古くCSV中心。
Amazon SP-APIエスピーエーピーアイ
Amazonの新世代API。MWSの後継。OAuth2認証・JSON・Webhook風のNotificationsを備える。LWA(Login with Amazon)認証が前提。
ストアクリエイターProストアクリエイタープロ
Yahoo!ショッピングの店舗管理画面。商品登録・受注・在庫をCSV一括編集できる。YJDN(Yahoo! JAPAN Developer Network)経由でAPI連携も可能。
Shopifyショッピファイ
カナダ発のカートASP。API設計が洗練されており、Liquidテンプレート・Shopify Flow・アプリエコシステムで拡張性が高い。
BASE / STORESベース・ストアーズ
初期費用0円の国内カートASP。個人・小規模事業者向け。決済手数料がやや高めだが始めやすく、API・CSV機能は限定的。
futureshop / MakeShopフューチャーショップ・メイクショップ
国内老舗のカートASP。カスタマイズ性と集客機能に強み。楽天・Amazonからの本店化でよく選ばれる。
EC-CUBEイーシーキューブ
国産オープンソースのECパッケージ。自社サーバーで動かす独自実装型。プラグインで機能拡張できるが運用・セキュリティ更新の責任は自分持ち。
カラーミーショップカラーミーショップ
GMOペパボのカートASP。月額固定・決済手数料は別の料金体系。中小EC店舗に人気で、受注CSV・APIも提供されている。
一元管理システムいちげんかんり
複数モール・カートの商品・在庫・受注をひとつの画面で扱える仕組み。ネクストエンジン・GoQSystem・クロスモール・TEMPOSTARが代表格。
モール手数料モールてすうりょう
各モールに支払う販売手数料。楽天は2〜7%+システム利用料、Amazonはカテゴリで8〜15%、Yahoo!は基本無料+ストアポイント原資。利益設計の前提数値。